天然バニラの濃厚シュー
最近までバニラビーンズが高価であるとともに入手も困難だったため、1日10個の数量限定で販売を行っていましたが、価格は高いままですが、入手は出来るようになってきましたので、今までのリベルテシュー(食べやすいエクレア型のシュークリーム)のクリームを本物のバニラビーンズを使用したクリームに変更し、限定を解除いたしました。ご予約も承れます。
現在、香料ではなく、鞘に入った本物のバニラビーンズを使用している店はほとんどないかもしれません。本物を感じていただきたいです。
このシュークリームに使用しているカスタードクリームは、大変希少な【タヒチ産】と【マダガスカル産】という2種類の天然のバニラビーンズを使用しています。
皆さんが目にしたことがあるバニラビーンズは大抵【マダガスカル産】のものです。昔はスーパーなどでも売っていましたが今はあまり見かけないと思います。かなり高価でもあり、そもそも日本に入ってくる量もだいぶ減ってしまいました。
そのマダガスカル産よりさらに入手困難で高価なのが【タヒチ産】のバニラビーンズです。特徴はマダガスカル産のものより2倍以上の太さがあり、香りもアニス(八角)にも似たようなすっとした香りです。
この2種類のバニラビーンズを、一晩牛乳に漬けて香りを移しておきます。翌日には牛乳の中でハンドブレンダーを使って鞘ごと粉砕します。その後、漉し器で粉砕したバニラの鞘からエキスを絞り出し、限界まで成分を抽出しています。
その香りが移った牛乳を使用し、カスタードクリームを炊いていきます。
炊く時間も通常の仕込み方よりも長く炊き込み、滑らかさと濃度を出しています。
炊きあがったカスタードクリームはブラストチラー(急速冷凍、冷蔵庫)ですぐに冷やし、47%の脂肪分の高い生クリームと合わせて薫り高く濃厚なクリームの完成です。
シュークリームの生地は埼玉県産の「さとのそら」という品種の小麦粉と、卵はカスタードクリームにも使用している同じく埼玉県の「彩たまご」を使っています。
塩は普通の配合より少し多く入れていますが、トゲの無い塩味のフランス産「ゲランドの塩」を使用しています。
そんなシュークリームの生地をしっかりと乾燥するまで焼き上げ、カスタードクリームに負けないしっかりとした味わいのシュー皮になっています。
その2つが合わさり、こだわりのシュークリームが出来上がっています。
最初はちょっと変わった味に感じるかもしれませんが、カヌレと共にリピート率はかなり高い商品です。
限定が解除された今、是非とも味わっていただきたい商品です。
アレルギー等の表記
- 卵◯
- 小麦粉◯
- 乳◯
- ナッツ◯
- お酒-
- スパイスバニラ